トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

王妃たちの朝鮮王朝の価格にア然!

      2012/12/21

[ad#300-250]以前、NHKで韓国の女性歴史学者・尹貞蘭(ユン・ジョンナン:윤정란)さんの書籍・朝鮮王妃 500年史(チョソンワンビ 500ニョンサ:조선왕비 오백년사)をもとに、王妃たちの朝鮮王朝という番組が放送されたのを覚えてますか?

トンイやイ・サンファンの方は見た方も多いようです。

内容にイマイチな部分があり、それは別途、韓国歴史の中で検証しました。→王妃たちの朝鮮王朝 検証

今回は内容のことではなく、書籍の価格のこと。

 

ぼくは常々、自動翻訳も可能な電子書籍を熱望しています。日本の歴史や文学ならば翻訳はできなくても問題ないのですが、韓国史を考察する上では、日本語だと訳者の意図で翻訳される言葉が変わることもあるため、韓国語で確認したいことも多々あるからです。

今回の書籍も、「王妃」という訳はそのままですので問題はないのですが、「王妃」という訳だとひょっとすると原題は「王后(ワンフ)」だったのではと疑問を持ちます。というのも、通常、朝鮮の王妃は「王后」を使うからです。そのため、訳をそのまま受け入れると、微妙なニュアンスが変わることもあるのです。

 

というわけで、韓国版の電子書籍を探していたのですが、その段階で原作の紙媒体の本を見つけました。

価格を見てびっくり!なんと日本版の約1/9の価格ではありませんか!

王妃たちの朝鮮王朝

本日のレートで8,280ウォンは563円です。

↓コチラは日本版です。

レビューを見ると高いけど買っちゃったという方が結構いるのですが、韓国での価格の安さを知ったら卒倒するでしょうね!

けれど、翻訳されただけで¥4000以上の差が出るのってなんなのでしょうね?

大人の事情が色々絡んでいるのでしょうが、韓国語が読めないのなら高いカネを出して買えって言われているようで、なんだかイヤな感じです。

翻訳という付加価値のついた情報ですので、現地より高くても良いのです。けれど、約9倍にまで価格が跳ね上がるような情報ではないと思うのですよ。

どう思われますか?

 

当ページの短縮URL  http://xn--eckud3f.kjidai.com/?p=256

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