トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

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韓国時代劇と北朝鮮

      2012/12/21

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韓国時代劇にはまって数年が経ちます。もともと世界史を含めた歴史が大好きなので、見てしまったが最後、はまらずに入られませんでした。

現在は当ブログのタイトルからもわかるようにトンイについて史実の確認作業を行なっていますが、トンイ以外にも数多くの韓国時代劇を見ています。暇があったら改めて確認しようと思いますが、見ていない作品のほうが少ないです。

あと10作品程度見ればコンプリートだと思いますが、見たいと思う韓国時代劇は少し前のものなので、あまりにも長編で時間がとれず見ることができていません(泣)

 

さて、ここのところワイドショーでは軒並み北朝鮮関連の特集が組まれていて、見る機会が多いのですが、コメンテーターなどが疑問に感じていることに、全くといっていいほど疑問を感じない事に気が付きました。

それはどうしてでしょう?

答えは簡単で、あまりにも韓国時代劇を見過ぎたあまり、王朝への免疫ができたからです。

 

北朝鮮を俗に「キム王朝」といいますよね!韓国時代劇ファンなら感覚的にわかると思いますが、北朝鮮と朝鮮王朝にはものすごく共通点が多いんです。

箇条書きにしてみましょう。

  • 世襲制
  • 序列制(朝鮮王朝では品階制)
  • 王に対して美辞麗句や賛辞が飛び交う
  • 王族や両班(ヤンバン)と百姓(ペクソン)の差。北朝鮮では平壌に住む者とそうでない者との差
  • 餓死者が出るほどの食糧事情

その他にも多々あると思いますが、特筆すべきなのは北朝鮮は朝鮮王朝の身分などの伝統を真っ向から否定しているにもかかわらず、結局は同じ事をしていることです。

 

韓国時代劇ファンが陥りやすい錯誤は、脚色された華やかで豊富な色の服飾、業績に対する余りある賛辞といったところでしょうか。

これは、韓半島の国家としては空前の繁栄を誇っている韓国を基準に過去へさかのぼっているからです。

けれど、よく考えてみてください。日本の韓国併合という35年間のブランクはありましたが、朝鮮王朝(大韓帝国)の存続国家の一つは北朝鮮で、幸か不幸か朝鮮王朝に類似しているのは韓国ではなく北朝鮮なんです。韓国を見て朝鮮王朝を類推するより、北朝鮮を見て類推する方がかなり自然だと思います。

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このようなことを言ってしまうと、韓国時代劇ファンの方々から反発されてしまいそうですね。

けれど、発展しなかったがために北朝鮮は朝鮮王朝の頃からの変化が少なく、類似しているのは必然なのです。

ドラマはドラマとして楽しめば全く問題はないのですが、ドラマを導入として朝鮮半島の歴史に興味を持った方は、両者の類似性を考慮して、ドラマ内の演出の8・9割はフィクションだという前提で見ていくと、真実や史実にたどり着きやすいと思います!

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