トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

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チャン・ムヨルの役職とは?

      2013/11/10

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トンイ第39話から新キャラが登場しましたね。謎の手信号を残して死んだ前大司憲(テサホン:대사헌)のチャン・イッコンの息子・チャン・ムヨルです。

漢字を当てるとしたら張武烈といったところでしょうか。父ともども架空のキャラクターで、史実には出て来ません。

前職は暗行御史(アメンオサ:암행어사)で、今回は漢城府(ハンソンブ)庶尹(ソユン:서윤)として戻って来ました。暗行御史(アメンオサ)は地方の窮状や官吏の不正を秘密裏に調査する王の側近です。

粛宗(スクチョン:숙종)の歓待ぶりからもわかると思いますが、この前職が粛宗の信任が厚いことを意味しています。日本語のセリフでは調査官と表されていましたが、これでは王の側近というニュアンスは伝わりませんね。

また、庶尹(ソユン)は漢城府の重職と字幕が出ていましたが、この情報だけでは、この役職の軽重がよくわかりません。

これまでも何度か説明しているように、官吏の役職には品階があり、それを見るとひと目で上下関係が分かります。重職とだけ表現されると、そのあたりがわかりません。

庶尹(ソユン)は漢城府の序列は4番目で従四品です。現代日本に照らし合わせると、都庁の職員で、石原都知事・副知事に次ぐ役職といったところです。

確かに漢城府内での地位は高いのですが、王宮内を赤い官服を着てぞろぞろ歩いている人たちに比べると、まだまだ位は低いのです。

ちなみに、内禁衛将(ネグミジャン:내금위장)のソ・ヨンギは正三品ですので、チャン・ムヨルよりは3階級高い品階となります。

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そんな下位の者が南人(ナミン:남인)の領袖オ・テソクを押さえて南人を牛耳り、西人(ソイン:서인)に権力闘争を仕掛けていくこととなります。

 

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