トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

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仁顕王后はどこへ?そしてトンイも? トンイ第21話解説(あらすじ含む)

   

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ハン・ヒョジュ、チ・ジニ主演、イ・ソヨン、ペ・スビン、パク・ハソン出演の韓国時代劇トンイ(同伊:동이)の第21話の解説(あらすじ含む・ネタバレあり)です。

己巳(キサ)年(1689年:粛宗15年)5月2日。ドラマ内に出てきた教旨の記載通り、仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)が廃庶人(ペソイン:폐서인)とされ王宮を追われることとなりました。

己巳換局(キサファングク:기사환국) 旧トンイ考

トンイ130414

この回は色々なファクターが詰まっていて本来一つの記事では収まりません。ただ、すでに旧トンイ考のほうで記載しているため今回はその補足をしていきます。

まず、仁顕王后(イニョンワンフ)が退宮して、トンイが花畑を挟んで当巻に見ているシーンです。実は仁顕王后の実家があった場所現在の住所で安國洞(アングクトン:안국동)と特定されています。

この場所は第16代までの本宮で当時は廃墟となっていた景福宮(キョンボックン:경복궁)と、粛宗(スクチョン:숙종)代の本宮・昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)の間に位置しており、それぞれから300m、1kmしか離れていません。

もちろん当時も一等地で多くの重臣が住んでいたところです。ドラマなので景勝を重視して撮影したのでしょうが、本来なら街中を突っ切るシチュエーションでした。

もう一つ気になったのは、トンイが銅と錫について調べたあとに粛宗と海辺に行ったシーンでした。直線距離でも一番近い海は30kmは離れているんですよ!どうやって移動したかなどは、あまり突っ込まないほうがよさそうです(笑)

粥

この回で一番笑いを誘ったシーンは、やはり酒盛りのシーンではないでしょうか?ドラマ・トンイのお笑い担当イ・ヒド(ファン・ジュシク役)とイ・グァンス(ヨンダル役)のアドリブが炸裂したシーンでした。トンイ役のハン・ヒョジュは本気で笑っている様に見えます。

このシーンのことにも以前、旧トンイ考で触れています。

御酒(オジュ:어주)とオジュク(어죽)で大爆笑

そして、改めて思ったのが、イ・ヒドが意図的に粥といったかどうかはわかりませんが、白がゆとマッコリって見た目も似ていますよね。これを踏まえてのギャグだとしたら、「さすが」としか言いようがありません!

ドラマ・トンイではしおらしくて儚い仁顕王后(イニョンワンフ)ですが、妄言を粛宗に伝えたことが名分となって王宮を追い出されています。

粛宗実録は西人(ソイン:서인)がまとめたものですが、同じ党色ながらも改ざんしてないところを見ると、本当に言ってしまったのでしょう。

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仁顕王后が廃庶人になった本当の理由

ドラマ内では毒を盛ったと仕組まれての廃位ですが、本当の理由は王の強権発動、いわゆる用捨黜陟権(ヨンサチュルチョックォン:용사출척권)を粛宗が使うにあたり、西人(ソイン)の後宮政治を排除するためです。

そして、その名分として仁顕王后が言ったであろう妄言を巧みに利用したというところです。この妄言は当時の両班家に嫁いだ女子が守らなければ婚家を追い出されてもしかたがないという基準・七去之悪(チルゴジアク:칠거지악)の嫉妬に該当します。

七去之悪(チルゴジアク) 嫉妬を増殖させる王妃 太陽を抱く月 第9話解説(あらすじ含む)

 

第22話に続く

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